産科のご案内産科外来を受診される方へ

基本方針

母児の安全を第一に考えながら、自然分娩を目指すこと。
病棟では、家族立ち会い分娩の実施、母乳育児、母児同室推進など、ゆとりのあるより良い環境の中で産前、産後の期間を過ごしていただけるよう心掛けています。

妊娠中に注意すること

出血、腹痛

妊娠中は出血・腹痛がおこることがあります。これを切迫流・早産といいます。医師の診察を受けて適切な治療を受けましょう。(治療はホルモン療法、子宮収縮抑制剤など)
また、妊娠初期は特に重いものを持ったり走り回ったりすると出血・腹痛の原因になりますので、なるべく無理のない生活を送りましょう。出血があっても腹痛がない場合は、びらん、ポリープからの出血ということもあります。

たちくらみ

妊娠初期は血圧が下がりやすくなります。
立ち上がる時はゆっくりと、また、長時間同じ姿勢は避けたほうがいいでしょう。

つわり

1日の食事を5回ぐらいに小分けして摂取しましょう。また、料理をすると吐き気が来る場合は外食をすることもいいです。それでも体のだるさ、吐き気が強い場合には点滴治療もあります。

便秘

妊娠中ホルモンの影響で便秘になることが多いです。
便秘が強いと、腹痛、嘔気の原因にもなりますので、便秘薬の処方をします。

おりもの

妊娠中は白いおりものが出ることがありますが、必ずしも異常とは言えません。
茶色、黄色、緑色、酒粕様、かゆみを伴う場合などは受診してください。

血圧

高血圧は母児共に影響を及ぼすことがあります。味の濃い食べ物は塩分が多く含まれていることが多く、口渇感も多くなり、水分量も増えます。その結果、体重増加・血圧上昇の原因になりますので、塩分の取りすぎ、体重の増加(1か月に約1kg)には注意しましょう。

禁酒、禁煙

飲酒・喫煙は先天的な奇形の報告もありますのですぐにやめましょう。

気になることがありましたら遠慮なく、医師または看護師にご相談ください。

羊水染色体検査について 

当院では、羊水染色体検査を行っています。ご希望の方は、医師にご相談ください。

羊水染色体検査の実施と金額設定

母親教室について

当院では、妊娠中の生活やお産に関する知識を深め、安心して赤ちゃんを迎えていただくために母親教室を開催しています。当院のスタッフが豊富な経験をもとに、健やかな出産に向けてサポートいたします。

胎児超音波検査について

当院では、妊婦健診を行われている方に 臨床検査技師による胎児超音波検査を予約制で行っております。
胎児超音波検査について

初期検査

  • 検査時期
    妊娠16w0~20w6dまでの方 (18~20週がおすすめです)
  • 日時
    火曜日 13:30~, 14:00~, 14:30~ (約20分 3D/4D)
  • 検査料金
    550円 
    (USBを持参して頂いた方にデータを入れてお渡しします)

中期検査

  • 検査時期
    妊娠24w0d~30w6dまでの方 (25~27週がおすすめです)
  • 日時
    木・金曜日    13:30~, 14:30~ (約50分間  3D/4Dと2D)
  • 検査料金
    2,000円 (DVD-Rにデータを入れてお渡しします
          DVD-Rはパソコンでのみ再生可能です)

予約方法
 産科婦人科外来診察時間内に産科婦人科受付にて承っております。
 お電話でのお問い合わせやご予約はご遠慮ください

医師紹介

外来担当医表

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小川
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与那覇斉
(不妊外来)
三宅
矢野
武田



与那覇斉
(不妊外来)
永井

武田




三宅
小川
武田



三宅
小川
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与那覇斉
(不妊外来)
永井
川端(第1週)
山田(第2週)
川村(思春期外来:第3・5週
加藤(第4週)

与那覇斉
(不妊外来)
午後永井
小川

与那覇斉
(不妊外来)
三宅
武田
(16:00〜17:30)

三宅
永井

与那覇斉
(不妊外来)
小川
永井


  • 産婦人科の午後診療は16:00〜18:00となります。